石原知事「求職者は甘えている」 「生活保護受けた方が楽」 - 47NEWS(よんななニュース): "石原慎太郎東京都知事は18日、さいたま市で開かれた8都県市首脳会議で、東京・日比谷の「年越し派遣村」などの求職者について「とにかく就職世話しても、これも嫌だ、あれも嫌だ、要するに生活保護受けた方が楽だという、そういう価値観。甘えているところがある」などと発言した。"
NHKニュースでは、さらに「どっかでけじめを付けないといけない」と発言したという。
その通りだと思う。でもこれは「派遣村」ばかりの問題じゃないだろう。一層「けじめを付けなければいけない」のは、いま一世を風靡している「何とか戸別所得保障」とか言う制度化された既得権集団に対する「生活保護制度」ではないのか? 都市貧民は、現実に存在する可哀想な存在だ。一方、農村既得権集団は、決してホームレスにはならないし、飢え死にする危険はゼロ。彼らの方がよほど経済的にめぐまれた存在である。そのくせ、われわれ納税者からお金を貰うことだけを考えていて、現実にそれに成功を収めている。莫大なお金が彼らに払われているのだ。
充分おカネを持っている既得権集団を、都市貧民の犠牲の上で所得保障をしてさらに保護することこそが、ニッポン経済を歪曲してきてしまった。このツケを今みんなが払っている。彼らの方が、可哀想なホームレスより、よほど日本経済に害悪をもたらしている。慎太郎はこの辺をよく考えるべきだったと思う。
さっき、曙橋の駅で「ビッグイッシュー」を懸命に売っていたホームレスを見かけた。彼らの方が何とか既得権集団よりも、よほど真面目で一生懸命だ。彼らは、普通のノーミンとは違い、農地解放でただで貰った土地を親から受け継ぐことができなかったばかりに、農民既得権層に毟られ、ホームレスとなってしまったのだ。このままバラマキを続けていると、大都市サラリーマンも、しょせん同じ境遇に陥ることになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿